番町小学校創立150周年記念事業協賛会 設立趣意書

番町小学校創立150周年記念事業協賛会 設立趣意書

番町小学校は、明治3年6月13日東京府下仮小学校の一つとして市ヶ谷洞雲寺境内に創設され、翌明治4年12月4日、文部省直轄の小学校として開校式が挙行されて以来、この日を創立の日として寿(ことほ)いでまいりました。その148年を超える歴史の中では、火災、関東大震災、疎開、空襲、廃校の危機や統廃合問題といった幾多の変遷を経験してまいりましたが、益々発展の一途をたどり今日に至っております。

この間、番町小学校に寄せられました地元町会、同窓会、愛育会他関係の皆様方の物心両面にわたる温かく力強いご支援ご協力は計り知れないものがありました。また、学校におかれましても歴代の校長先生のもと、教職員の皆様が一丸となって教育活動の向上に取り組まれ、あるいは研究に専念されて常に先覚的業績を築いてこられました。今や卒業生の数は2万名を超え、広く各界でめざましい活躍をされています。

さて、地元町会の皆様をはじめ同窓会、愛育会他関係の皆様方に支えられてまいりました番町小学校は、令和3年12月4日、創立150周年を迎えます。その日を迎えるにあたり、これまで築かれた番町小学校の栄えある歴史と伝統を回顧すると共に、さらなる歴史を創造していく節目として、過去の事跡を継承し、記念事業を行うことは意義深いものがあるかと存じます。

つきましては、地元町会、同窓会、愛育会他関係の皆様方のご賛同をいただきまして「番町小学校創立150周年記念事業 協賛会」を組織し、記念事業を行うことと致したいと存じます。
地元町会の皆様をはじめ、卒業生の皆様及びその保護者の皆様、愛育会の皆様他関係の皆様のご協力を賜って、番町小学校150年の歴史を讃え、先人のご努力に感謝を捧げるとともに番町小学校の今後ますますの発展を祈念し、本会の所期の目的が達せられるようにと念願致す次第でございます。

何卒温かいご理解と、特段のご支援ご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

令和元年9月8日

番町小学校創立150周年記念事業 協賛会
会長 小和田 哲男

※PDF形式でもご確認いただけます。